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緑内障・飛蚊症・加齢黄斑変性

目を、いたわる漢方薬

 

 

 「眼圧が高い、目の奥が痛い、視野が鼻(内)側から少しずつ狭くなり、視力が低下する(緑内障)」「目の前を小さな浮遊物が飛んでいるように見え、ゆらゆらと視線を動かした方向についてくる(飛蚊症)」「視野の真ん中が黒く見えなくなったり、歪んで見えたりする(加齢黄斑変性)」。最近では、直ちに失明してしまうような例は少なくなりましたが、それでも、治療がうまく進まず、長く悩みをかかえる人が増えています。

 そんな中、網膜や水晶体の若返りに、漢方が注目されています。瞳孔が大きくなり青く見えるので、俗に「あおぞこひ」と呼ばれる緑内障は、心身の疲労や精神の興奮なども、きっかけとなり発症します。高齢者、ことに神経質な女性に多く見られるタイプもあります。初期には、ものが霧の中にあるようにぼんやり見え、電灯のまわりに虹のような輪が見え、目の圧迫感、軽い痛み、頭痛などがあり、多くは眼圧が上昇します。急激な頭痛と共に失明に到るケースもあり、昔の人は「雷頭風(らいずふう)」と呼んで恐れていました。

 

 緑内障の治療に、古人が最も良く用いたのは“羚羊角(れいようかく)”です。羚羊角はウシ科サイガカモシカの角で、脳の働きを良くして認知症(ボケ)を予防する漢方としても有名です。東洋医学では、目に「毒」がたまり、「熱」がこもったために目の病気が起こると考えられています。羚羊角には、こうした毒や熱を取り去り、目の充血や角膜の濁りに優れた効果があります。羚羊角より作用は穏やかですが、“石決明(せっけつめい)”も目の病気の漢方として有名です。石決明はミミガイ科のアワビ類の貝殻で、目の混濁を抑えたり眼圧を下げたり、充血を解消するなど、しばしば目の治療に使われます。「目を明るくする」ことから、石決明という名称で呼ばれるようになりました。

 

 「3ヶ月の使用で、半数近くの人の眼圧が改善し、8割以上の例で進行を止める効果を確認」「目の濁り・疲れに対しては、更に早期に改善の兆しを実感」との研究報告もあります。

 

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